2023/12/30

西村かおる会長 ご挨拶 2023/12

 皆様にとって、2023年はどのような一年でしたでしょうか? コロナも5類となり、マラソン大会が日常にもどってき、当会でも、4年ぶりに忘年会を開催いたしました。

忘年会では、参加者おひとり、おひとりから一年の振り返りと最も印象に残ったことをショートスピーチしていただきました。それぞれ悲喜こもごも、笑いあり、涙あり、感動ありで、人生色々と感じる時間でした。とはいえ仲間とウォーキング・ランニングを続けることができ、そして忘年会に集うことができるということは本当に幸せなことと、皆で確認しあった大切な時間でした。

その忘年会を壁から見守っていたのは「祝 端宝中紋章 山西先生おめでとうございます」の横断幕です。今年、私たちの指導者である山西哲郎先生は上記の叙勲なさいました。山西先生の、長きにわたる健常者、障碍者の隔てないランニング指導が高く評価されてのことと思います。またその場には3年前に同じく叙勲されたランニング生理学者である山路啓司先生もご参加くださっていました。お二人は大学の先輩・後輩でずっと一緒に走り続け、同じように大学で教鞭をとり、研究し、ランニング学会を設立し、共著でたくさんの超長距離走の専門書を出版しました。そしてほぼ毎月、第一線を離れた今でもランニング大学で一緒に体を動かしていらっしゃり、私たちを指導してくださっています。青春時代から続くお二人の関係を見ながら、うらやましかったり、ほほえましかったり、何より深い尊敬の気持ちとともにランニングの持つ深さと力を見る思いです。











忘年会の最後は「五輪閉め」といって、指の1本から合わせはじめ、2本、3本と順番に合わせ、最後は5本で大きな拍手と同時に飛び上がる閉めで飾りました。笑いに包まれた閉めでした。終わりよければ、全て良し!皆様の良い年末をお祈りしております。西村かおる(2023年12月)

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