2025/09/05

会長便り(2025/9/5)

 


9月になりましたが今年は異常気象と言われるほど猛暑日続きで、走りやウォーキングをしたくても控えてしまいもどかしい日々を過ごされている方も多いと思います。過ごしやすくなる気候が待ち遠しいですね。

さて、ラン&ウォークの会は皆さんの体調や安全を第一に考え、7月は夕涼みトレーニングとして夕方から開催。ウサギランニングクラブの方々にご協力をいただき、トラックでのビルドアップ練習などを行い、とても良い練習ができました。ウォーキングは国立競技場周辺を散策。バッティングセンターでチャレンジしたりと楽しい時間を過ごしました。8月は納涼会で練習などは行わず、十条銀座商店街を散策、お買い物などを楽しみ、ボーリング大会では昔取った杵柄?で普段見られない姿が見られ、最後は打ち上げで乾杯!昔話や現在の事、これからの事など様々な話が飛び交い、最後まで盛り上がった一日でした。コロナ以降、懇親会は控えていましたが、たまには開催をしても良いのかな?と思えた時間でした。

これからの日程としては9月には毎年恒例の合宿があります。合宿と言っても大人の遠足のような感じでランニングとウォーキンググループに分かれてそれぞれ楽しみ、夜は美味しいお料理と共にお酒と会話を楽しみながら過ごします。2日目はお弁当を持って夢見平や笹ヶ峰牧場マラニッで学生時代を思い出す遠足気分の一日を過ごします。老若男女問わずにワイワイ楽しい合宿が楽しみです。10月は以前開催して好評だった桐生マラニックを開催します。桐生は歴史ある建物も多く、見どころ満載なマラニックで時間が足りないほど盛沢山で、久しぶりに懇親会も行います。こちらも楽しみです。

ラン&ウォークの会はみんなで楽しめる時間を提供できるようなイベントを企画しています。参加された方に楽しかった!また参加します!の言葉が一番嬉しく、スタッフの活力にもなっています。お気軽にご参加いただき、楽しい時間を一緒に過ごしましょう!お目にかかれるのを楽しみにお待ちしております。


2025/06/22

会長便り(2025/6/22)by倉島

 


梅雨に入っていますが、すでに梅雨を通り越して夏のように感じる日々ですね。さらに湿度も高く、体が暑さについていけない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。熱中症には十分お気をつけてお過ごしください。

 さて、新体制になり3か月になろうとしています。4月は「鎌倉マラニック」を開催し群馬、埼玉方面からも大勢の方にご参加いただき、ランもウォークも大好評をいただきました。鎌倉をまた巡りたいと嬉しい声もたくさんいただきました。

5月は管理栄養士でもあり幹事の斎藤を講師に「若さを保つために何をいつどう食べるか」の講義とミニマラニックを開催。特にタンパク質は重要で、普段のメニューにちょっと加えるだけの実践できるメニューをたくさん紹介してもらいました。朝食はフレイル予防になる!食事の大切さを教えていただき、最後は「一生元気で動ける体を目指す体操」をみんなで実践。午後は任意でマラニック。のんびり散策気分で楽しかったです。

6月は昨年に続き「渋川クロスカントリーあじさいプチ大会」を開催。雨予報で前日ギリギリまで開催の有無を幹事で協議し、開催することに決定。心配をよそに大会当日は雨も上がり青空も見え気持ちも晴れ晴れで開始!今回は1周約3キロのコースを周回、雨上がりで湿度が高く参加者は汗だくでしたが、ランナーもウォーカーも最後は笑顔でゴール。参加賞の登利平のお弁当を美味しそうに食べておられました。最後はじゃんけん大会!みんな真剣!楽しかったです。

7月は東京体育館競技場のトラックで練習&ウォーキングは国立競技場周辺を散策します。9月は恒例の妙高高原で合宿。合宿という名の大人の遠足的なイベントです。

毎月イベントを開催していますので、年齢、性別問わずお気軽にご参加いただけると嬉しいです。幹事一同皆様のご参加をお待ちしております。一緒に遊びましょう!



2025/04/01

「ランニングの世界・友の会」 会長就任の挨拶 2025/4/1

 


この度、ランニングの世界・友の会会長に就任いたしました倉島志保と申します。

歴代会長の方々が築いて来られた功績に恥じないよう務めさせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 また、「ランニング大学」の名称で長年親しまれてきましたが、皆様に更に親しんでいただけるように「ラン&ウォークの会」と名称を変更いたします。それに伴い、学長であった山西哲郎先生は顧問、会長であった西村かおるは名誉会長として新たに出発いたします。名称は変更いたしますが、これまでの内容を基本として、さらにイベントなど幅を広げた企画をしていく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

 近年はウォーキングの方も増え、走る仲間だけでなく、歩きの仲間も一緒に楽しめる仲間づくりの場のひとつとして皆様にご参加いただける様な会にしていきたいと思っております。これまでの経験を活かし、楽しい企画をしていきますのでお気軽にご参加ください。

 毎年4月には山西哲郎先生が編集主幹されている書籍「ランニングの世界」を発行しており、今回で発刊29号になります。ランニングを文化として追及する場としてテーマを設け、多方面の方々から執筆していただいております。読み応えのある内容になっておりますので、こちらもお楽しみいただければ幸いです。

 新体制でスタートいたしますが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

会長 倉島志保




2025/03/15

「ランニング大学」名称変更およびランニングの世界・友の会会長交代のおしらせ 2025/3/16

 


2025年4月より「ランニング大学」の名称から「ラン&ウォークの会」に名称を変更いたします。

これまでランニングの内容を中心に開催して参りましたが、近年、ウォーキングでの参加者も増えてきており、ランニングとウォーキングの両方の方々に気軽に参加していただける様に、名称を変更することにいたしました。

これまで参加していただいた方々にはご心配をおかけいたしますが、名称変更のみで今までのランニング大学と内容は変わらず、さらに今まで以上に幅広くイベントなどを企画していく予定です。

また、ランニングの世界・友の会の会長を西村かおるが務めて参りましたが、西村は名誉会長に就任、新たに会長は倉島志保が就任いたします。新体制の詳細は改めてお知らせいたします。

新体制になりますが、今後とも変わらぬご支援をいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。


西村かおる ご挨拶 2025/3/6

 春は三寒四温といいますが、今年の春の寒暖は激しすぎると感じています。東京では5月の気温の翌日に雪となったところもあります。桜のつぼみもどうして良いか、戸惑っているのではないでしょうか。そして大会をひかえるランナーも30km走や大会当日の天候をとまどいながら気にしていることと思います。

    私の今シーズン大会参加は、11月富山マラソン、12月NAHAマラソン、2月高知龍馬マラソン、3月四万十川桜マラソンの予定でした。富山マラソンは天候に恵まれ、気持ちよく走ったのですが、その後、左足足指をぶつけて2本骨折し、NAHAマラソンは無念の不参加。高知龍馬マラソンはギリギリ間にあったのですが、練習は最高気温9度で強風の日に、やっと20kmを半分歩いて走っただけ。これほど練習しないで、大会に参加する無謀さに我ながらあきれながらハーフまでは目指そう、と思ってスタートしました。ラッキーだったのは、当日は曇り、気温13度で無風という絶好のマラソン日和!天候に支えられ、富山マラソンのタイムから遅れること3分でゴールできました。しかも、骨折の影響で早く走ることができないため、抑えたイーブンペースとなり、比較的楽な走りでした。とても嬉しい反面、骨折前の練習は何だったのだ、とがっくりしたのも事実です。自然の重要性を今一度感じた一日でした。

2024/05/12

西村かおる会長 ご挨拶 5月巻頭言(2024/5/13)

 ~この春にあったこと~

早いもので、新緑が輝く5月も半ばとなりました。今年も半分近くが過ぎようとしています。あっという間に時間がたってしまう、と感じているのは私だけでしょうか。とはいえ、自然の中を走る生活をしていると、飛ぶように流れる季節も、敏感に感ずることができるのは幸せなことです。

 すでに詳細なレポートが掲載されているように、先月、前橋で山西先生叙勲のお祝いマラニックが盛大に楽しく開催されました。例年ならば、とっくに散り去っている桜が、奇跡のように長い利根川べりを満開で飾り、お天気にも恵まれ、本当にゴージャスな1日でした。自然を走ることを文化として広げることに人生をかけてきた山西先生への神様からのお祝いのように感じ、とても幸せな春爛漫日でした。

 さて、時間の流れを実感するもう一つとして、毎年4月に発刊される「ランニングの世界29号」が出ました。今回のテーマは「多様なランーあなたは?」です。世の中では、ダイバシティ、あるいは多様性の重要性が注目されていますが、今回の号には元アスリートランナーから、バリバリの市民ランナーまで26名が執筆しており、その内容は実に多様です。一つだけ共通点を挙げるとするならば、執筆者は熟年者そろいということでしょうか? 一人、一人、全く異なる人生ドラマがあると同様、ランニングについて書いても、オリエンテーリング、トレイルラン、トレーニング方法、国内外のラン、コース紹介、ランニングの歴史、スケッチランや、写真、また主催者の立場としてなど、など多彩で同じものが全くありません。今さらながら走ることは、生きる表現なのだ、と実感しました。ぜひ、ご一読いただき、あなたも表現していただければ、と願っております。





2024/04/03

西村かおる会長 ご挨拶 2024/4/4



 今シーズン最後の大会で学んだポジティブシンキングとユーモアの大切さ

今年は三寒四温がより激しいですが、それでも春本番となってきました。マラソンシーズンもそろそろ終盤です。3月24日、私は今シーズン4回目、最後のフルマラソンとして、高知県で16th 四万十川桜マラソンを走ってきました。四万十川のマラソン大会というと高知でもウルトラマラソンと思われますが、100km大会は10月です。また四万十川は長く、場所も大きく異なります。桜マラソンは土佐街道と呼ばれる上流の秘境四万十川沿いを、延々と続く桜並木の下、菜の花を見ながら走ります。このマラソン大会はともかく、雨が多い大会で、桜の開花は運しだい。私は昨年から参加しましたが、スタート時は雨、しかしすぐに曇りとなり、桜は満開という比較的ラッキーな大会でした。しかし何とか美しい晴れの清流と桜を見たいと申し込んだ今年は、数日前からずっと土砂降り。当日も土砂降りの上、雷警報も発令されていました。エントリー数1184名で、出走は828名(大会HPより)、約20%にあたる248名がキャンセルしたのもうなずけます。かくゆう私も迷ったのですが、高齢者率の高い過疎地で雨の中、運営してくださる方たちのことを考えると、ともかく出走しよう、ハーフまではともかく走ろう、と自分をふるいたたせました。

とはいえ朝5時半、高知駅始発列車の窓を容赦なく雨粒がたたきつけます。乗車中の2時間20分、雨は更に強くなり、テンションはダダ下がりでした。終点の窪川駅を降りるのは、ランナーばかり。スタートの小学校を目指して深く傘をさし、皆もくもくと歩いています。そんな中、前方に傘をささずに、カッパ姿ですでに走る格好をした2人の若い女性がいました。私が追い抜く時、二人の本当に楽しそうな、はしゃいだ声が聞こえました。「イェイ!これから長い水遊びができるぞ!やったー!」なんと、ポジティブ! 思わず笑ってしまい、その言葉で気持ちを一気に明るく切り替えてもらえ、会場に入りました。

スタート直前、大会事務局から「本日は雷警報も発令されおりますが、大会を開催することとしました。しかしコースに出れば雷を避ける避難場所はありません。皆さん、各自でご対応お願いいたします」とのアナウンス。思わず心の中で「どう対応すればいいの?」と突っ込みをいれつつも、「そうだよね。秘境と呼ばれる自然の中を走るのだから。しかし、わざわざアナウンスする?」とこれにも笑いが出ました。

 スタート直後、沿道で応援してくれていた高齢の女性が「雨でごめんねぇ!」とランナーに何度も謝っていました。驚きと笑いで思わず「大丈夫!ありがとう!」と叫んだのですが、たっぷりパワーをもらいました。

その後、緩やかなアップダウンを走っていると、私の前を走っていた中年男性が、雨の中コースに立ってくれていたスタッフに「坂道ばっかりで走りにくい!」とぶつけるように言い捨てて、走り過ぎました。私は「自然コースの大会に申し込んで、そんなこと、言う?それも魅力なのに」とビックリ。なぜか、スタッフは「ありがとうございます」と答えたのですが、その言葉は後ろを走っていた私に届きました。私も「ありがとうござます」と答えたのですが、「ネガティブは毒だ」とつくづく感じた瞬間でした。

ゴールまでずっと雨でしたが、日焼けしない、走りながらクーリングできる、お風呂に入らなくても汚れが流せる、雨にけぶる四万十川は美しい、と良いことばかりでした。おかげで疲れも汚れもさほど気にならず、着かえただけで、その夜、高知駅から同級生のコミックバンドライブに直行し、2時間お腹を抱えて大笑いし続け、本当に身も心も満たされた一日となりました。

四万十川 沈下橋(水量が増すと沈下する橋)こんな橋が四万十川にはあちこち。

夏には子どもたちがこの橋から飛び込んで遊んでいます。夏の風物詩です。